ニュース
IGアリーナを起点に、未来のまちを共創するプログラム「IGNAS(イグナス)」を始動

2025.11.19

IGアリーナを起点に、未来のまちを共創するプログラム「IGNAS(イグナス)」を始動

〜IGアリーナと周辺地域の課題解決をテーマに、アイデア募集を開始〜



 株式会社愛知国際アリーナ(代表取締役社長:寛司 久人、以下「IGアリーナ」)と中部電力株式会社(代表取締役社長:林 欣吾、以下「中部電力」)、株式会社NTTドコモ(代表取締役社長:前田 義晃、以下「ドコモ」)は、20257月に愛知県に誕生した日本最大級のアリーナである「IGアリーナ」を起点に、未来のまちを共創するプログラム「IGNAS(イグナス)1」(以下、本プログラム)を本日20251119日(水)から始動します。IGアリーナとそのファウンディングパートナーである中部電力とドコモの三社が、スタートアップなども含めたさまざまな企業とともにIGアリーナと周辺地域の課題解決や活性化に向けて協力し取り組みます。

 本プログラムは、IGアリーナへの来場時の体験価値向上と周辺地域の回遊性向上、持続可能なまちづくりなどの実現によってIGアリーナを起点とした未来のまちの共創を目的としています。これは20253月からドコモとIGアリーナが推進してきた「IGアリーナドリームプロジェクト2」の第2弾となります。

 また本プログラムの始動に伴い、スタートアップなども含めたさまざまな企業を対象に「コミュニティ」「DX」「エンタメ体験」「サステナビリティ・レジリエンス」「モビリティ」「フリーテーマ」の6つのテーマからアイデアを募集します。募集期間は本日から2026112日(月・祝)までです。応募いただいたアイデアが採択された場合は、中部電力とIGアリーナ、ドコモの三社と共同で実証実験を行うなど、各テーマに沿った課題解決に取り組みます。

本プログラムやアイデア募集に関する詳細については、別紙またはプログラム公式HPをご確認ください。
〈プログラム公式HP
https://www.ig-arena.jp/landingpages/dreamproject/ignas/ 

 
 三社は今後も、それぞれのアセットや培ってきた知見と応募企業のアイデアやソリューションを掛け合わせたオープンイノベーションにより、IGアリーナを起点とした周辺地域の課題解決および新たな価値創造の実現をめざします。


1:「IGNAS(イグナス)」は、「火をつける」を意味する IGNITE と、ラテン語で「火」を意味するIGNISを由来としています。また「IG ARENA」の最初の「I」と、最後の「A」の2文字を加え構成しました。人々が集い、熱=エネルギーが生まれていく中心地としてIGアリーナを捉え、アイデアの灯を社会に拡げていきたいという思いから「IGNAS(イグナス)」としました。
2IGアリーナドリームプロジェクトは、IGアリーナを拠点に地域の発展への貢献を目的としてさまざまな取り組みを行うプロジェクトです。


 


IGNAS(イグナス)」の概要

1.プログラム(採択されたアイデアをブラッシュアップ・実証実験など)実施期間
20262月から20266月まで(予定)


2.アイデア募集対象
プログラム実施期間中に実証実験が可能なシステムやソリューションなどをお持ちの法人登記済み企業


3.アイデア募集期間
20251119日(水)から2026112日(月・祝)まで(予定)


4.アイデア募集テーマ
1コミュニティ
興行前後の観光・地域回遊など顧客体験の向上とコミュニティづくりによる関係人口の増加

2DX
チケッティング、人流・混雑緩和、館内ICT化などによる運営効率化と顧客体験向上

3エンタメ体験
スポーツ・音楽・飲食体験など、アリーナ発の新たなエンターテインメント価値の創造

4サステナビリティ・レジリエンス
地域資源循環・防災などをテーマとした取り組みによる環境負荷低減・災害対応力強化

5モビリティ
名城公園周辺でのマイクロモビリティや広域連携型モビリティの実証・事業化による回遊性・アクセス性の向上

6フリーテーマ
上記に限らず、アリーナと地域の未来を拓く新たなアイデア・テクノロジー全般による価値創造


5.支援内容
実証フィールド(IGアリーナ、周辺地域など)の提供、メンタリング(有識者との事業案壁打ちなど)の実施、 PR支援、事業連携・投資検討など

6.プログラム公式HP

https://www.ig-arena.jp/landingpages/dreamproject/ignas/

 

集合写真1.png



【中部電力株式会社 専務執行役員 事業創造本部長 大谷 真哉 様】

中部電力は、これまで地域の皆さまとともに歩み、人の暮らしと産業を支えるさまざまな挑戦をしてきました。そして今年度、「人と社会のつながりを、幸せのエネルギーに。」という新たな企業理念を掲げました。人と人、人と社会、社会とコミュニティ、様々なものを繋げることで、新たな価値を生み出し、活力、エネルギーに満ちた地域と未来をともに育む、という想いが込められています。
社会課題の解決や新たな取り組みを地域で展開するために、私たち、各企業が持っているアセットをご提供したい、中部電力が築いた様々なお客様との繋がり、でんきの科学館といったアセットも融合し、スタートアップの方々にも提供できるのではないかと考えています。我々が持っているもの、株式会社愛知国際アリーナ様、NTTドコモ様それぞれの強みを組み合わせることで、より大きな社会的インパクトを生み出すことを目指しています。

IGアリーナは、非常にいい場所、新しいことが始まる予感がする場所だと思います。名古屋、愛知県だけではなくて、周囲と繋がり、これまでにない体験を皆さまにご提供できることが、一番素晴らしいのではないかと思います。

株式会社愛知国際アリーナ様、NTTドコモ様、私たち中部電力と、これから参加してくださるであろう、スタートアップの皆さんと、夢のある新しい取り組みをしっかりとやっていきたいと思います。



【株式会社愛知国際アリーナ 代表取締役 寛司 久人】

IGアリーナは、 “Beyond Arena”をコンセプトに、今年の7月、大相撲名古屋場所で開業いたしました。
スポーツやエンターテインメントの楽しみ方をアップデートし、ココロオドル体験を通じて、関わる全ての皆様を笑顔にしたい。
そういうコンセプトです。
八村塁選手初のイベントや、井上尚弥選手の世界大会といった、日本国内でも愛知・名古屋でしか観られないイベントが開催されたほか、B1リーグ所属クラブ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」のホームアリーナとしても使っていただいており、日本で1、2位を争うココロオドル体験をここで実現できているのではないか、と思います。
そして今回、IGアリーナのファウンディングパートナーとして関わっていただいている中部電力様、ドコモ様とともにIGNASを開始することができ、非常に楽しみにしております。
ここに集まっていただくスタートアップの方々やパートナーの方々とともに、街を明るく照らしていけるような取り組みとしていければと思っております。
是非このIGNASおよびIGアリーナ、そして中部電力様、ドコモ様の取り組みにご期待ください!



【株式会社NTTドコモ コンシューマサービスカンパニー エンターテイメントプラットフォーム部 べニュービジネス 担当部長 古橋 哲也様】

私たちNTTドコモは、ここIGアリーナをはじめ、MUFGスタジアムなど、複数の アリーナ・スタジアムの運営に携わっておりますが、アリーナ等を単なるイベント施設、ハコモノと捉えるわけではなく、ドコモのエンターテインメント戦略を支えるリアルな施設、場と位置づけています。次世代通信基盤であるIOWNや、IGアリーナの公式アプリなど、ドコモのデジタルアセットとリアルな場を掛け合わせることにより、これまでにない顧客体験を生み出し、またここに来たいと思ってもらえるような、選ばれるアリーナを目指すことによって、この地域の活性化に繋げていきたいと考えております。
今回、ドコモと同じくファウンディングパートナーであり、これまで、愛知・名古屋 のまちづくりを支えてこられた中部電力様からお声がけをいただき、我々も参画することを決めました。
IGアリーナとドコモは、IGアリーナを拠点に地域の発展への貢献を目的として「IGアリーナドリームプロジェクト」を推進し、第1回として「IGアリーナで叶えたい夢」というテーマでお子さまを対象とした絵画コンテスト実施いたしました。
今回その第2回として、中部電力様との取り組みで、地域の皆様、そしてIGアリーナの成長のために、多様なパートナーの皆様と一緒に、新しいチャレンジをしていきたいと考えております。
アリーナの成長には、地域の皆様とパートナーの連携が不可欠だと思っております。このプログラムを通して、愛知・名古屋から新しい価値を生み出し、地域とともにチャレンジングな成長を遂げられればと思っております。